「臭い!」と嫌われる原因である口臭を予防するにはどうしたらいいのか?
実は、生活習慣によって口臭というのはかなり改善できます。
「実際にどうすればいいの?」と思われるかもしれませんが、まず「正しい歯磨き」ができていないと、口の中に汚れが溜まり、それが口臭の原因となる雑菌の繁殖につながるため、正しい歯磨きの方法を知っておくことは、口臭予防の基本です!
40歳からの口臭を予防する歯磨きの方法は次の5ステップです。

1:歯ブラシを正しく持つ
歯ブラシはえんぴつを握るようにして持ち、軽く持ちます。
グーの形でぎゅっと握ってしまうと、余計な力がかかるので、歯と歯ぐきを傷つけてしまいます。
力任せに握らないように注意しましょう。
2:歯ブラシは斜めに当てる
歯ブラシと歯を直角に当てるのではなく、少し斜めにして当てましょう。
直角に当てた時よりも、歯とブラシの密着度がますので、効率よく磨くことができます。
POINT
歯ブラシの先を歯ぐきと逆側に向けて傾けることです。
ブラシの先が歯茎に向いてしまうと、これまた歯ぐきを傷つけることになるので注意しましょう。
3:奥歯を磨く時のポイント
上下左右の奥歯は歯ブラシでとても磨きづらい場所です。
歯ブラシの角度を変えて、奥歯の裏側を磨きます。
また、歯間など細かい部分を磨く時専用のヘッドが小さいタイプの歯ブラシもあるので、こういったものを利用して、上下左右の奥歯の裏側も磨き残しがないようにしましょう。
4:歯間ブラシ、フロスを使う
歯を磨くだけで安心してはいけません。
歯間に付着した歯垢や食べカスなどは、歯間ブラシだけでは落ちないのです。
そこで、歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間に付着した汚れを落としましょう。
POINT
歯間ブラシは奥歯に使うようにしましょう。
歯間ブラシを前歯にも使ってしまうと、摩擦によって、歯茎と歯の境目を広げてしまう可能性があるので、奥歯は歯間ブラシ、前歯はデンタルフロス、と使い分けるのがオススメです。
5:デンタルウォッシュで仕上げる
水で口の中をすすいだ後、一番最後の仕上げにデンタルウォッシュを使います。
デンタルウォッシュは液体なので、口内全体を洗浄すると同時に、口臭の元となる雑菌の繁殖を抑えるため、口臭予防になります。
「時間がなくて歯磨きをしっかり出来ない・・・」という時は、最低でもデンタルウォッシュだけでも必ずするようにしましょう。
まとめ
いかかがですか?
あなたの歯磨きは完璧でしょうか?
改めて、自分の歯磨き方法をふり返り、しっかりと正しい歯磨きを身につけましょう。
そして、定期的に歯医者さんに行き、歯石除去など家では出来ない口内の掃除をしてもらうことも、口臭予防に繋がりますので、習慣にしましょう。