日本の口臭対策グッズは、なぜダメなのか?

日本で市販されている口臭対策と称する商品は、その場しのぎ的なものがほとんどです。

つまりニオイそのものを消すのではなく、もともとあるニオイをそのままに、別のニオイでごまかすという方法をとっているものが多いのです。

例えるなら、「醬油のニオイを消すためにソースをかけますか?」というイメージです。
単純に考えて、醤油のニオイとソースのニオイが混じってしまうということが想像できると思います。

口臭予防製品のほとんどがミント、メントールなどの香りで口臭をごまかそうという発想で作られています。

口臭を消すためにミントのニオイを加えれば、口臭のニオイとミントのニオイが混じり合うだけです。

こんな奇妙なニオイになっても自分ではわかりにくく、ミントの香りにごまかされて口臭が抑えられているような気がしてしまうわけです。

また、日本で売られている口臭対策のうがい液がオススメできない理由の1つに、アルコールを含んだものが多いということが挙げられます。

ただ、アメリカ発のものにもけっこうアルコールを含んだものがあるので、単純にアメリカ発なら大丈夫というわけでもありませんので注意してください。

アルコールが入っていると何がいけないのか?

アルコール含有のうがい液でうがいをすると、スーッとはしますが、口の中から水分が奪われ、場合によってはヒリヒリするほど渇きます。

口の中が渇いた状態になると、うがい液に含まれた香料で口臭がごまかせるのは20分だけ。
そのあとはむしろ口が臭くなるので注意が必要です。

舌ブラシは使わない方が良い

口臭ガスは最近のしわざ。
このガスを出す細菌が一番多く潜んでいるのは、歯と歯の間と下の上。

舌の上に棲みついている菌がいるのは、舌の上とは言っても、かなり奥の方の付け根あたりで、ここが悪臭の温床です。

ここの「ぬめり」をこそぎ落とさないことには口臭対策は始まりません。
よく「舌ブラシを使いなさい」という情報も見かけますが、これはNGです。

舌ブラシではなくて、「舌クリーナー」もしくは「タンスクレーパー」と呼ばれるものを使うのが正解です。

舌ブラシを優しく使えるならいいのですが、どうしてもゴシゴシしてしまうのです。

舌が白いのを見て、白いのをこそぎ落とそうとする。
これは手をタワシで洗って、皮膚を削ぎ落とそうとするようなものです。

取るべきなのはあくまでも「ぬめり」。
そしてぬめりを取るのには歯ブラシはまったく効率が良くない。
なので、ヘラのような「舌クリーナ」がいいのです。

専門的な言葉でいうと、舌背後部(ぜっぱいこうぶ)と呼ばれる部分、触ると「 ゲ〜ッ」となりそうなところのぬめりを、ささっと数回こそげるのがコツです。

「舌の先のほうに汚れがあるのでブラシで磨きなさい」というような情報がありますが、気をつけてください。

正しい部分のぬめりを取ろうとするときに、最初は「オエッ」となりますが、頑張ってください。

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