やはり口臭といえば至近距離でこそ気になるものですが、「目覚めの口臭LABO」という団体がカップルを対象にしたアンケートを行っています。
「至近距離のデートできになることは?」という質問には約半数の人が「口臭」と答え、また「キスをするときにもっとも気になるのは?」という質問には8割の人が「口臭」と答えています。
さらに「お泊まりデートの翌朝にもっとも気になるのは?」という質問には「すっぴんの寝起きの顔」よりも「目覚めた時の口臭」が圧倒的に気になる第一位でした。

また「おはようのキスを、口臭のためにためらった経験がある」と多くの人が答えています。
この結果ではさらに興味深いことに、相手の講習が気になるよりも自分の口臭が気になるせいでキスを避けてしまったことがあると答えた人が6割でした。
大事なスキンシップであり、大切な愛情表現の1つである「キス」が口臭のせいでできなかったというのは、恋人同士にとってずいぶんマイナスなことではないでしょうか。
また「お泊まりの時におあートナーに幻滅したことは?」という質問の答えの第1位は男女とも「いびき」。
これは確かに、と思いますが・・・いびきを書いているかどうかは自分ではわからないものなので、事前に対策を取るのは難しいところですね。
そして第2位が「口臭」です。「すっぴん」「よだれ」を圧倒的に抑えての第2位で、約3割の人が相手の口臭に幻滅したと答えています。

指摘しにくい「口臭」
さまざまなアンケート調査を見ていただきましたが、いずれにせよ「口臭」って結構問題なのだ、ということが改めてわかってきます。
そして「指摘しにくい」「話題にしにくい」という一種のタブーさを秘めていることが、この問題を複雑にしていますよね。
「タブー」には秘密にしたい、恥ずかしいから隠したいというイメージがついて回ります。
しかし、実際に人に迷惑を与えるような不快な口臭には、きちんと対応し無臭化を図るのはもちろんですが、口臭があるのではないかという「口臭の悩み」を持つこと自体は全く恥ずかしいことではありません。
「口臭があること」と「口臭の悩み」をきちんと区別して、口臭には口臭対策、悩みには悩み対策を行うことが、それぞれ必要です。
口臭をタブーにしておくことをせずに、オモテに出してしまうことで、口臭の悩みというのは誰にでもある単なる「悩みの1つ」であって、あんがい解決の難しくないテーマなのだ、ということをあなたにも知っていただきたいです。