ニンニク臭の元は「アリシン」という物質です。にんにくを食べた後の不快なニオイについて大まかに説明するとーー。
ニンニクを食べるとまもなく「アリシン」が胃腸から吸収されます。
その間、約30分〜1時間。

胃腸から吸収されはじめてしまうと、血液の中に流れ込んでしまうので手遅れ。
いったん血液の中に流れ込んでしまうと約16時間は消えないと言われています。
たった30分の間に血液に流れ込み、汗になってニオったり、吐く息からニオってきたりします。
翌日に口臭となってニオってくるのは、もちろん口の中に残ったにんにくのカスから発生するものもありますが、むしろ口の中からではなく肺からのニオイがメインになります。
息と体臭、全身からニオってくることになります。
こんなニンニク臭に効果的なのが「ブレスケア」です。
通常の使用方法、使用説明書通りではダメ
商品のパッケージを見ると、「ニオイの気になる料理の直後に」とありますが、にんにくのニオイの元である「アリシン」はわずか30分ほどで胃腸から吸収されはじめてしまうので、食事の直後でも手遅れってことになります。
焼肉を食べはじめて30分後って、まだ焼肉を食べてる真っ最中ですよね?
焼肉を食べるのにだいたい1時間半かかるとすると、食べ終わった頃にはすでに1時間「アリシン」が血液中に溶け込んでいるということです。

これでは手遅れですね・・・
ですので、ブレスケアで効果を出そうと思うなら、「食前に飲む」が正解。
念を入れて食後にも、もう一度飲む。
この方法がとても効果的です。
ただし、ニンニク臭がどれほどの時間、身体に残るのかについては個人差があります。
ときどきですが(おそらく10人に1人くらい)、この方法でも効果がないという人もいるので、まずは試してみるところからやってみましょう。
牛乳は消臭効果がある?
よく、にんにくと一緒に牛乳を飲むといいと言われてます。
これは、にんにくのニオイ成分が牛乳の脂肪成分で中和されるからだそうで、にんにくを食べながら牛乳を飲むのが一番効果的だそうです。

ただ現実として、会社の同僚との焼肉や異性との食事の時に、「牛乳を飲む」というのはなかなか難しいかもしれませんね。
私には無理です。。
ですので「ブレスケア」の方がオススメです。
ニンニク臭にはりんごも効果がある
りんごにはリンゴポリフェノールが含まれています。
リンゴポリフェノールの主成分であるカテキン類には消臭作用がありますので口臭予防に効果的です。
しかし、リンゴがニンニク臭に効果があるのは、ポリフェノールのおかげではなく、リング酸の効果です。

リンゴ酸がにんにくのニオイの元であるアリシンを分解してくれるので、あのにんにくの強い匂いを抑えることができるのです。
もちろん、リンゴも食べるタイミングが重要で、にんにくを食べてからアリシンが血液中に溶け込む前(30分以内)に食べれば効果があります。
しかし、これも牛乳と同じ理由で焼肉や異性との食事中に「リンゴをすぐ食べる」というのは難しい場合が多いでしょう。
まとめ
にんにくが強烈なのは、その場で口臭としてニオイを発するだけでなく、アリシンが血液中に溶け込むことによって翌日に影響が出ることです。
牛乳やリンゴも効果がありますが、私の経験的に一番いい方法は「ブレスケア」を効果的に使うことです。
具体的には、食前と食後に「ブレスケア」を飲むことです。
お手軽かつ効果がありますので大事な異性との食事やお泊まりの時には、取り入れてみてください。
良好な関係を続けていく手助けとなってくれるでしょう。